永遠のテーマ‼︎【スポーツ全般】野球選手の走り込みについて

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今回は野球選手なら1度は考えた事のある走り込みについて、走り込みをする事で野球が上手くなるのか?そうでは無いのか?それについて書いていきます。

         

野球以外のスポーツでも「走り込みをやっているけど、本当に意味あるのかな?」と思った事がある人は多々いると思います。なので、他のスポーツの視点でも走り込みが必要なのか?必要では無いのか?書いていきたいと思います。

 

 

まず野球で走り込みが必要か?必要では無いのか?   

     ↓

結論…長距離の走り込みをする必要は無いと思います。

 

数十キロの走り込みをする事に野球のパフォーマンス向上には直結しないと断言できます。

 

理由…長距離を走る事によって得られる事は、

基礎代謝の向上

有酸素運動によって得られる脂肪燃焼

③心拍数を増やして普段より酸素を含んだ血流を全身に流す事によって疲労回復

 

これらが長距離を走る事で得られる事です。

これを沢山やる事によって野球が単に上手くなるのか?と言われても、どう考えても結びつかないのです。

かえって逆効果になるとも言われています。

例えば

筋トレをして増やした筋肉量を減らします。

長南走をする事によって遅筋が鍛えられ野球で必要な速筋は無くなってしまいます。

 

言うならば、マラソン選手が、野球をやって打球を遠くに飛ばず事できるのか?ボールを高くまで投げられるのか?と言われたらそうではありません。なので、必要性をあまり感じません。

野球には野球に合った身体、筋肉をつける為の練習、技術練習をする事が1番パフォーマンスが上がる事だと思います。

 

 

私も特に中学校時代、負けたら遠征先から自チームのグランドまで罰走、負けたらグランド50周など嫌になるほどやっていました。

しかし、罰走の度に選手の身体の線が細くなる

      ↓

 パフォーマンスが落ちる

      ↓

   また試合に負ける

      ↓

                   罰走

      ↓

          身体が線が細くなる

 

といった悪循環を経験をした事があります。

実際走ってみるとそれなりの達成感だったり、「これだけ走ったから自信になったぞ」と思っていましたが、結果にコミットしません。

なぜなら、的を得た練習では無いからです。

こういった負のスパイラルを経験した事ある人も沢山いると思います。

ですが、1番の権力を持っている指導者に意見したりするのは、自分も力を持っていないとなかなか出来ない事です。そこで揉めるならチームを変える事も選択肢の一つかも知れません。

また、何の意図があったて走るのかを指導者に明確にしてもらった事もあります。

そうする事で選手とスタッフの信頼にも繋がります。

 

 

 

ただ、色々書かせていただきましたが、

短距離走中距離走は野球の中で必要だと思います。

 

瞬発力を鍛える短距離走、心肺機能を鍛えるインターバル走、だったりは必要だと思います。

 

ちなみにこれらは個人の経験から基づく意見なので、参考程度に見て頂けたらと思います。

 

 

他のスポーツの場合

 

他のスポーツではどうなんでしょうか

 

バスケの場合

長距離走×

中距離◯

短距離◯

理由…全力疾走と緩めるの繰り返しまた、切り替えしの多いスポーツなのでシャトルランやインターバル走などは必要。瞬発力を鍛えるダッシュも必要だと考えられます。

 

 

バトミントンの場合

長距離走×

中距離◯

短距離◯

理由バトミントンには瞬発力とそれの持続性が必要だと考えられます。

なので、バスケ同様インターバル走、ダッシュも必要だと考えられます。

 

バレーの場合

長距離走×

中距離◯

短距離◯

理由…ジャンプには瞬発力、プレーを持続させる為の心肺機能とバランスが必要だと考えられます。ただ長距離走は遅筋にあたるので、ジャンプ力は速筋なので、必要ありません。

 

 

このように基本的に球技には長距離走はあまり必要無いと思います。長距離走が必要なのは、マラソン競歩、ロードレース、水泳長距離などの競技、その種目に合った的を得たトレーニングを心がけましょう。

 

今回は永遠のテーマとして「走り込み」について書きましたが、近年は様々な情報が簡単に手に入る時代、徐々にですが、間違った解釈や間違った練習方法が改善されてきている事は確かです。

 

また、これらは私の考えなので、必ずしもそうとは限らない人もいると思います。人それぞれ自分にあったトレーニング方法があるはずです。今回はこんな考え方もあると、少しでも参考にして頂けたら嬉しいです。