打席での考え方

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現役時代打席での考え方いくつかありました。

 

①ピッチャーの特徴を知る。

 

例えばスライダーに自信があるピッチャーがいます。そうなると必然的に決め球はスライダーが来る確率が高くなります。

 

それを頭に入れておく。

 

②自分の特徴を知る。

 

自分はどんな選手なのか?

相手バッテリーにはどう思われているのかを、

ある程度の予測しておく必要があります。

 

 

例えば身体が大きくてスイングが早い、そして早いカウントからドンドン振りに来る選手なら、

バッテリー側の考えは、ボール球を振らせたいと考えます=低めの変化が増える。

         ↓

だからボールの目付けの高さを上げておく、など

考え方が様々あります。

      

 

③キャッチャーの特徴を知る

 

キャッチャーの特徴とは主に配球です。

キャッチャーは

・ピッチャーの調子

・ピッチャーの特徴

・相手バッターの情報

・試合の流れ

・グラウンドコンディション

・相手監督の考え方

・アウトカウント

・ランナーの位置

・点差

で配球を決めます。

https://youtu.be/u9_TzIzp5swembed

 

 

 

その配球が自分の考えと合うのかを知る事が大事です。

 

その為には自分以外の選手が打席に入っている時に良く観察をして、自分なりの配球をしてみると

面白いかもしれません。

そのキャッチャーと自分の相性が合うのか合わないのか、分かってきます。

 

キャッチャーの配球も良く観察してみましょう。

 

 

④状況の把握

 

・グランドコンディション

・点差

・ランナーの位置

・試合展開

    

 これらを整理しておきます。

 

例えば、1死ランナー1塁、ランナーは足の速い選手だとします。このシュチュエーションだとバッテリー側はランナーの盗塁を警戒します。

         ↓

という事は必然的にアウトコースの速い球を投げる確率が増えます。

(なぜならキャッチャーが盗塁の時1番セカンドに投げやすいから)

 

それを逆手に取って思い切って狙いにいくのも根拠があってとても良い事だと思います。

 

 

 

まず、真っ直ぐにさされないタイミングで入る事を大前提にして

これらをしっかりと頭の中で整理して打席に入ってみてください。

 

そして1番大事なのは

「根拠を持って、失敗を恐れずに思い切ってやってみる」

 

これに尽きると思います。

 

 

 

毎打席自分の配球をノートに書く事である程度自分がどんな配球をされているか少しづつですが、偏りが出てきます。

そこで初めて自分は相手バッテリーにこう思われている、とわかります。

 

それだけでも凄い発見です。

 

 

これをやってみて、今まで一方向からしか、見てこなかった野球が色んな角度から見れて、自分の選手としての考えの幅が少し広がりました。

 

 

あの巨人の丸選手も考えを整理するに毎回ノートを取っているようです。

        ↓

 

 

ご参考程度になればと思います。